一歩が踏み出せない

 

踏み出せばうまくやっていけるかもしれない
 ひきこもりから抜け出せないのは、あと一歩が踏み出せないから・・そんな人多いのでは?と思います。きっかけさえつかめば十分適応できるのに、踏み出すためのちょっとした勇気が足りないために、ひきこもってしまっていてはもったいないと思いませんか?
 この仕事やってみたい、だから応募しよう、よし明日電話するか!そう思って明日になると、今日はまだやめておこう・・。また次の日には、やっぱりこんな仕事無理かな・・。こんな経験ないでしょうか?仕事に限らず、バイトでも、ひきこもり支援団体の活動でも。私もよくやります(笑。電話で申し込まないといけないものでさえ、だいぶ躊躇しちゃいます。これって自分でチャンスを潰しているだけで、何もメリットありませんよね。
 これがひきこもりの原因になってる人も結構いるのではないかと思います。まさにあと一歩のひきこもりですよね。どうしてこんなに勇気が出ないんでしょう?それは言うまでもなく自信がないからですよね。どうやって自信をつけるかというと、場数を踏むしかないんです。躊躇していては一生自信はつきません。ひきこもりが長引けば長引くほど勇気を出しにくくなるような気もします。



思い切って踏み出そう!
 ひきこもりを脱出するには、自分で思い切ってやるしかありません。一歩が踏み出せないだけのひきこもりなら、本当にほんのちょっとの辛抱で、明るい将来が待っているのです。それをみすみす逃していては本当にもったいないですよ。
 では、どうやって思い切ればいいのでしょう。アルバイトのケースで考えてみます。気になる求人を見つけたら電話します。でも、電話には勇気がいります。何をどう話せばいいのか・・。そう思ったら、自分のいうことをあらかじめ紙にメモしておきましょう。応対方法などは求人雑誌の後ろの方とかに書いてあったりしますよ。そして、何日の何時頃に電話しようと自分で決めます。
 その時間がやってきたらメモを持って電話のところに行く。そして、深呼吸!(笑。さあ、電話です。何も考えないで一気に電話番号のボタンを押しましょう。トゥルルル・・ガチャ、お電話ありがとうございます、○○です。・・ここまで来ればもう答えるしかありません。頭が真っ白になっても大丈夫。なぜなら手にはメモがあるから。ちゃんと、面接の日時だけはメモしておきましょうね。給食で嫌いな食べ物があって、残したら怖い先生に怒られると思ったら、一気に無理矢理食べるでしょ。そんな感じに電話番号押すんです。途中で止めるともう電話できなくなってしまいますからね。躊躇する人はここが大事。やってしまえば簡単なんです。
 次の躊躇ポイントは面接の日です。もうおわかりですね?面接当日はとにかく余分なことを考えず面接の場所まで行くことです。何か他の用事を作るのもいいですね。面接の後に近くの店で何か買っていこうと。そうすれば行かざるを得なくなります。それでも怖くなると帰ってきそうですが・・(笑。面接はやってしまえば簡単とはいえませんが、やらなきゃ一生ひきこもりですからね。
 でも、一発でうまくいくとはいえません。バイトの面接ぐらいなら、人が足りなければすんなり決まったりもしますがね。うまくいかなくても、1度やるだけでもだいぶ自信がついてきますよ。失敗したらまたすぐ電話するのがいいです。だんだん電話も慣れてきますよ。期間をあけて電話すると、感覚を忘れてしまいますので、また恐怖がよみがえってきてしまいます。軽いひきこもりの人の脱出法は勢いとタイミングです。失敗を恐れないで、チャレンジチャレンジ!!

 

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