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なぜニートになるのか

 

急増する大学卒無業者のニート
 ここ数年で急増しているニート、原因は様々な要因が考えられますが、ニートになるということは将来をあきらめることであり、誰も望んでニートになったわけではありません。ニートになるまでは頑張って勉強していい学校に入ろうと努力してきた人が多いと思われます。こんな不況時ですし、いい学校=いい会社でないことはわかっているはずですが、大学まで行けばなんとか就職はできるだろうと思い、嫌な勉強にも励んできたと思います。
 学卒無業者になる人の多くはまじめで、就職活動もしっかり準備し、SPI問題集、エントリーシートや履歴書の書き方、面接対策のマニュアル本も熟読して、就職試験に臨んだ人も少なくないはず。それでも、何十社と受けても内定はもらえません。その一方で、授業もさぼり放題、成績も可ばかり、大学は遊ぶために入ったんじゃないか?、というような人があっさり内定をもらっていたりします。それは、前にも言ったようにコミュニケーション能力が重視される面接をするので、要領のいい学生はどんどん内定を得ていきます。しかし、まじめでおとなしい学生は、どれだけ成績がよかろうと、どれだけいい大学を出ていようと、今の企業は全く見向きもしません。
 こういうのを何度も見ていくうちに、今まで小学校から大学までやってきた努力が全て無駄だったように感じ始めるのです。そして、自分は何をやっても社会で認められることはないんだ、と思うようになり、就職をあきらめる・・というような人が大学卒のニートには多いと思われます。
 以前の就職活動では、OB訪問やゼミの推薦での就職、求人も就職課に来たものを就職課の職員と相談しながら選んでいました。しかし、今はインターネットでの求人が一般的になり、全くの自由競争になってしまいました。親のコネがある人はよいですが、それ以外全く頼るところがありません。不況で求人が少なくなった上に、インターネットで簡単にエントリーできるようになったため、採用試験に行けば数十人採用のところに何千人と学生がやってきます。それも何回も行われてるというじゃないですか。自信のない学生はそれだけで怖じ気づいてしまいます。
 若いのなら求人はあるのではないか?と言われます。有効求人倍率がよく注目されますが、求人を出していても採用しない企業が非常に多い。ニートな人たちが受けても採用してくれません、即戦力しか求めていないからです。年中求人を出している企業の多いこと、採用の倍率を出してもらわないと、実際の数字はわかりません。また、親の方も大学まで高いお金出したんだから、いいところに就職してもらいたいという思いが強く、企業規模の小さい会社の面接に行こうとするとそんな会社やめなさいと言われることもよくあります。



早期退職者のニート
 厳しい就職戦線を乗り越え就職できても、仕事が続かない若者が増えています。中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割の人が早期退職するということで、七五三という言われ方をします。これは、今に始まったことではなく、バブルの頃からありました。今問題なのはそうやって早期退職した人の再就職先がないことです。
 仕事がただ気に入らないからやめたという人なら、(これもかなり問題ではありますが)次を探すこともできますが、対人関係に苦手な人が職場の人間関係に疲れ果ててやめた場合には、仕事をやっていく自信を取り戻す作業が必要となり、社会復帰に時間がかかる可能性が出てきます。
 中途採用の場合、新卒採用の時に比べれば面接もそんなに厳しいことは聞かれないですが、早期退職した理由を聞かれるのは間違いなく、その答えに困ってしまうのが一番のネックになります。面接官によっては、その理由について厳しくつっこんでくることもあり、一度そういう経験をすると面接に恐怖感を覚え、面接に行けなくなる人もニートには多いです。面接のアポをとったにも関わらず、行く途中に怖くなって帰ってきてしまうというぐらいトラウマになる人もいます。
 それではバイトすればいいじゃないか、と思うかもしれません。しかし、バイトにも同じ面接が待っています。もちろんバイトの面接では細かく聞かれることはないですが、それでも早期退職した理由は聞かれる可能性があり、トラウマになってるような人にとってはバイトの面接でさえも行きづらいのです。

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