社員になるには

 

厳しい就職活動
 言われなくてもわかっていると思いますが、正社員になるのは非常に難しいです。でも、将来のことを考えると、できることなら社員になってもらいたいと私は思います。では、まず求人の探し方ですが、新聞広告、折り込み広告、求人雑誌、職業安定所(ハローワーク)、求人サイトなどがあります。正社員なんて私には無理!なんて思っている人でも求人を見るだけならできますよね。いつか、就職したいなと思ったときのために、いつも求人を見ておけば役立ちますよ。また、求人に刺激されてやってみようかな、と思えるときが来るかもしれません。
 求人にやりたい仕事ありますでしょうか?なかなかないと思います。やりたい仕事、やれそうな仕事、採用してくれそうな仕事・・どこまで妥協するか悩みどころではあります。しかし、求人に書いてあることと、実際とでは違うことがよくあります。勤務時間、休日などあまり当てになりません。それ以上に、私たちが一番気になる人間関係は、入ってみなければわかりません。ですから、迷っていても時間の無駄になるだけですので、求人を見て何かビビッときたとこがあったら、とにかく受けてみることをおすすめします。受けても採用されるかどうかわからないのですから、面接の練習というつもりで受けてみましょう。
 就職の応募はほとんどの場合電話です。履歴書を郵送してくださいというところもあります。ネットの求人サイトではWeb応募ができます。だいたいの場合電話番号も書いてありますので、Web応募でも電話でも受け付けてもらえます。ただ、Web応募の場合は自己PRなどを書く欄があったりしますので、私はそれが嫌で使いません(笑。電話のかけ方ですが、まずは名前を名乗り、求人雑誌(広告など)を見たこと、担当者に変わって欲しいこと、を伝えればよいです。あとは向こうの言われることに答えていれば問題ありません。かけるときは緊張しますが、結構簡単に終わります。
 履歴書郵送と書いてあるところには、履歴書を郵送しましょう。その際、必ず添え状をつけてください。私は添え状のことを知らずに添え状なしで何度も送ったことありますが、問題なく面接に呼ばれましたし、採用された企業もありますんで、そんなに人事の人は気にしていないようですが、マナーらしいので書きましょう。添え状はパソコンで作って印刷してもよいです。あと、職務経歴書をつけるようにいわれる会社もあります。職務経歴書は書式は自由です。職務経歴書用の用紙があるわけではなく、自分で自由に作れます。これもパソコンを使って作ってもいいのです。経歴のない人は、バイトのことを書いてもいいです。全く仕事の経験のない人は、そのことを人事の人に伝えましょう。添え状職務経歴書の見本です。
 職業安定所(ハローワーク)、最近ではジョブカフェなんてものもあるようですが、ここには雑誌や広告にはない企業があるので要チェックです。ハローワークインターネットサービスで職安の求人を見ることができます。企業の連絡先まで公開している企業も多いので、わざわざハローワークまで行かなくてもすむので便利です。連絡先の書いていない企業は、その求人の番号を覚えておけば、ハローワークで応募できます。どうして全部の企業の連絡先を公開しないのでしょうかね。
 ハローワークに行けばパソコンがいっぱい置いてあります。そこで求人を検索し、いいのがあれば印刷します。そしてそれを受付に持っていき、職安の職員の人に電話してもらいます。ハローワークインターネットサービスでいい求人を見つけたけれどどうしても自分で電話する勇気がない、という人はその求人の番号を覚えておき、ハローワークのパソコンで同じ求人を探し、それを印刷して職員の人に電話してもらうという使い方もありますよ(笑。



面接
 さて、問題の面接についてですが、面接は会社によってさまざまです。ここでは中途採用についてを説明しているのですけれど、中途採用の場合は新卒よりは面接は緩いです。ですから、そんなに恐れずに挑んでください。
 会社によって様々と言いましたが、筆記試験のあるところ、2次面接まであるところから、簡単な面接で終わってしまうところまでいろいろです。筆記試験ですが、私の経験上は新卒のとは違ってそんなに難しい問題に当たったことはありません。ですから特に準備はいらないです。面接ですが、これは基本的な質問に対する答えだけは準備しておいた方がいいです。たとえば、志望動機、性格、長所短所、自己PR、前職の退職理由、定番はこのぐらいです。自己PRなんてないよ、長所短所なんて思いつかないよ、と思う人も多いと思います。そういう時はウソつくしかありません。ウソというと聞こえ悪いですが、大げさに言うと思えばいいんです。自分の小さな長所をね。マニュアル本のマネするのが手っ取り早いですね。
 その他の質問については予測できませんから臨機応変に対応するしかありません。準備していないことを聞かれるのですから、答えるのは大変ですが、それほど意地悪な質問はありませんので安心してください。 面接ほど嫌なことはない、というぐらい苦手な人多いと思いますが、ほんの少しのがんばりで人生が変わってきますから、ここだけでも頑張りましょうよ。

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